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オロモルフ号の航宙日誌3943『小学生の日本神話283』

 投稿者:オロモルフ  投稿日:2009年10月28日(水)11時19分8秒
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  ▼『古事記』の神話 上巻 大国主神5

<稲羽の白兎5>

[承前]

 兎の話をお聞きになった大穴牟遅神は、その兎につぎのようにお教えになりました。
「急いでこの河口に行き、真水で身体を洗いなさい。それから附近の蒲の花(*1)を取って敷き詰めて、その上に横たわって転がりなさい。そうすればお前の身体はもとのように治るだろう」
 兎はこの教えにしたがって、そのとおりにしたところ、傷は治りました。
 これが稲羽の白兎(*2)です。いまでは兎神(*3)といわれます。

*1:蒲には穂ができ花が咲きますが、その花粉は古来薬用だったそうです。

*2:原文では素兎と書かれています。兎の毛皮を衣服に見立てて、素の字を使ったとされます。素は繊維の白さを表現するそうです。白兎と書くと月の異名になるそうです。

*3:兎神とは、つぎに出てきます巫女八上比売のお使い(神使い)だったそうです。

[続く]
 
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